仮想通貨を228万円買ってみたら今こんな感じ

2017年6月末から仮想通貨を買い始めました。今現在どうなっているかと仮想通貨について知り得た知識を初心者にも分かりやすく書いてます。

仮想通貨投資塾

仮想通貨の売り抜け時を考えておくこと

仮想通貨で最高益が出たタイミングで売り抜けようなんて考えないこと

僕はこれで完全に失敗しています。この考えを持っていたばかりに失敗しました。ですので、これを読んでいる人には同じ失敗をしないようにしてもらえればと思います。

 

仮想通貨の価値が上がり切った時、あるいは、下がり切った時を見極めるのは、まず無理なんだろうと思います。物凄く経験がある人なら分かりませんが、僕のような2017年6月まで投資に一切経験のなかったような人間には無理だと思います。

 

そんなものが分かるなら+600万円の含み益を2018年の年明け早々に利益確定させて、納税しなければいけない分のお金はしっかり差し引いて、2018年1月中旬以降の仮想通貨の大幅な下落に対し、下がり切ったところで大量にネム(XEM)でも買って次の上昇がやってくるのを待ち構えていただろうと思います。

 

ですが、実際そんなことにはなっていないというのが現状です。含み益が+600万円にもなったことがあるのを過去の栄光で引きづりまくって、『ああ、昨日も高騰や暴騰は起きなかったなぁ』と思いながらこのブログを書いている毎日です。

 

今現在は仮想通貨は地味な値動きをしています。2017年の12月初旬くらいまでに仮想通貨を買った人からすれば、それを経て今に至っている人からすれば、非常につまらない状況です。僕もめっちゃつまらなぁと思いながら過ごす日々です。

 

ただ、仮想通貨投資について最大の利益が発生した時に売り抜けようなんて思わないことです。今まで投資なんかやったこともないような素人が、こんな考えを持って仮想通貨投資をやっていると、高い確率で失敗します。経験してみて分かったのですが、価値が上昇している最中には『もっと上がるまだまだ上がる』という心理状態になってしまうからです。

 

ですが、そうこうしている間にどこかで下落が始まります。上がる時もあれば、必ず下がる時もあるからです。2018年1月中旬からの経験で言うと、ビットコインが2週間おきくらいに価値が20万円くらい下落していきました。当然つられて他のアルトコインも下落です。ですが、2度3度その下落を繰り返しても『きっと反発して上がるでしょ』みたいに考えます。

 

ですが、2018年1月中旬からの下落においては、その後もどんどん下がっていきました。含み益+600万円が540万円くらいになり、+500万円を切り、+400万円を切り…。今思えば、2,3回くらい下落を繰り返したらそこで利益確定しとけば良かったかなと思います。

 

ただ、一度+600万円もの含み益を経験していると、それが+500万円、+400万円などとなってしまうと、何かそれだけで損したような気分になります。

 

特に仮想通貨は雑所得になる為、株やFX(外国為替証拠金取引)とは違い、最大55%の税金がかかるので、税金で持っていかれる分も考えると、それなりに利益が出ていないと途中でやめる気にはならない、中途半端でやめられないというのもあります。

上昇トレンド、下落トレンドを把握し、納得して利益確定する

今の段階で思うのは、下落のトレンドをちゃんと把握して、納得して利益確定しておけばよかったと思っています。投資ってやはり最低限の知識は知っておいた方がいいと思います。その方が自分の行動に納得できると思います。

 

1つ僕の失敗例を示します。これは僕がカウンターパーティ(XCP)を買った時のチャートです。完全に高値掴みしてしまいました。

f:id:luckroad:20180502094130p:plain

チャートの見方というか、ある仮想通貨の状況を把握するのに『移動平均線』というものがあります。僕も比較的最近それがどういう意味を持つものかを理解しましたが、もし、その移動平均線からこのカウンターパーティ(XCP)の動向を把握していたならば、こんなタイミングで買うことはなかったでしょう。

 

これは仮想通貨を買う時だけじゃありません。売って利益確定する時にも同じことが言えます。今どういう状況なのか、ある程度把握してその上で利益確定することが大事です。ここでも完璧、完全を求めてはダメです。無理ですそんなの。

 

自分が知りうる状況の中で納得して利益確定するってことが大事です。もしかしたらそこから物凄く上がるかもしれません。ですが、それは結果論です。

こんな話があります(引用元:http://tocana.jp/2018/02/post_16078_entry_2.html

reddit上で昨年末に話題になった仮想通貨関連の投稿がある。barking bonerzというハンドルネームの投稿者による「My brother killed himself because of BTC」(僕の兄はビットコインのせいで自殺した)という投稿だ。

投稿によると、barking bonerz氏の兄は仮想通貨の熱狂的な信者だったという。2012年の時点で15000BTCのビットコインを所有していると周囲に語っており、barking bonerz氏自身も兄のウォレット上で少なくとも6000BTCを確認したという。仮に兄の言うことが本当だったなら、当時のレートでおよそ1500万円以上となる。

ところが、兄は2013年にそのほとんどをハッキングで失ってしまう。そのうえ残りを売り払ってしまった。そして、2013年末から2014年初に相場が上昇した時、失った資産の大きさと、もしかすると得ていたはずの莫大な儲けに固執したためだろうか、兄は心を病み、家族や友人との接触を断つようになる。

barking bonerz氏が何とか連絡を取ると、兄は悲嘆に暮れていて、二度と金持ちになるチャンスはないと喚き散らすようになっていたそうだ。そして投稿の数ヶ月前、ビットコインの時価が10000ドルを突破して以降は、さらに連絡を取ることが難しくなっていた。メールや電話に返信することもなくなった。

その2週間後、様子を見に行った両親は、遺書も残さず自室で自殺した息子の亡骸を発見した。彼はまだ29歳だったという。

もしかしたら手持ちの仮想通貨を利益確定した後に大きな利益を掴むチャンスがやってくるかもしれません。ただ、それが起きるかどうかなんてまず分かりません。もしかしたら逆に大暴落が起きるかもしれません。そんなことを思っていたらキリがないですし、いつまでも利益確定は実行に移せないです。

いくらになったら売り抜けると決めておく

いくらになったら抜けるとルールを決めて機械的に利益確定するんだというくらいの気概で臨んだ方が結果的には儲かると思います。人間欲張るとろくなことがありません。それを痛感してます。

 

そんなことを言えるのは、一回利益確定のタイミングを逃して後悔しているからですが、ただ、また物凄い高騰・暴騰がやってきたらギリギリまで粘って最高益が出た時に売り抜けようという欲張った気持ちがまた湧いてくる気がします。でも今回は失敗しないようにしなければと思っています。

 

含み益+600万円を一度経験してしまっていると、最低でもそこまで上がるまでは売り抜けたくないというか、そこまで上がってくれないとなぁ…と期待はしています。ただ、またいつ暴落が来るか分かりません。そこが難しいところです。

 

そのように考えると、あまり高望みせずにそこそこで一旦売り抜けておくことが良い気がします。今年(2018年)もそうでしたが、1月は仮想通貨が全体的に下落するらしいです。今年で4年連続だとか…。3月にある確定申告の為に日本円を確保しようと売り圧が高くなるというのも一因のようです。

 

そんなことも一度経験してみると、毎年一回、目標とした額に到達したのであれば、そこで利益確定してしまった方が良いと思っています。そこで税金分を差し引いて、余った分を元手にして、次に下落するタイミングがまた来ると思うので、そこからリスタートさせるのがいいんじゃないかと思っています。もしかしたら、その1回きりでスパっとやめちゃうのがいいのかも…とも思っています。