仮想通貨を228万円買ってみたら今こんな感じ

2017年6月末から仮想通貨を買い始めました。今現在どうなっているかと仮想通貨について知り得た知識を初心者にも分かりやすく書いてます。

仮想通貨投資塾

2018年2月10日の僕が保有する仮想通貨の資産状況

現況【投資額:248.7万円 総資産:422.7万円(+174万円)】

●ビットフライヤー(bitFlyer)

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●コインチェック(coincheck)

投資額:64.1万円 収支:ー2.9万円

●ザイフ(Zaif)

投資額20万円 収支:-13万円

※コインチェックとザイフはキャプチャー画像を取り忘れました。というかキャプチャーを取りたいと思えないくらい下げていたので…。

資産状況について書くことをやめていた訳

2018年1月中旬以降、仮想通貨の暴落が起きていました。暴落も暴落、過去最大の大暴落でした。調べてみたところ、もともと1月は下落(暴落?)傾向にあるようで、少なくとも2015年、2016年、2017年、2018年の過去4年間は毎年大きな規模の下落が起きているとのこと。

 

この毎年恒例の大きな規模の下落要因は、

  • 中国の旧正月に向けて中国の投資家は現金が必要なので売り傾向が強くなる
  • 確定申告に向けて現金が必要なので売り傾向が強くなる

があるようです。これに加えて2018年1月は、過去最大の仮想通貨流出事件であるコインチェックのネム流出事件も起きてしまいました。

 

その他にも2017年年末にかけてビットコインの価値を大きく引き上げた要因と考えられている『テザー』という仮想通貨について、ある疑惑が浮上していたり、フランスとドイツが3月にアルゼンチンで行われるG20会議で世界的に仮想通貨に関する規制についての提案をするというニュースが流れたりと、とにかく仮想通貨にとってマイナスイメージが広がるような良くないニュースがどんどん流れたことも追い打ちをかけたと思います。まぁこんなことは色々なサイトに書かれているので改めて書くこともないかと思いますが…。

 

2017年は、ただ時間が経つのを待つだけで、どんどん保有する仮想通貨の資産額が増えて行きました。自分は特に何もしているわけでもないのにです。こーれはもうホクホクの状態です。見てて楽しくて楽しくて仕方がない状況でした。

 

しかし、2018年は、日が経てば経つだけ保有する仮想通貨の資産額は減っていきました。たった1日でマイナス130万円を超えた日もありました。このブログの過去記事を見てもらうと分かりますが、2018年1月14日時点では、228万円を原資にして最大+630万円以上までいっていました。

 

2017年は仮想通貨元年と言われ、『元年』というからには、当然2年目となる2018年もこの昇り調子は続くだろうと考えていましたし、その想像通り2017年1月中旬までは実際にそうなっていましたので、正直楽観視していました。そこへ来て大暴落。ただただ毎日どんどん手持ちの仮想通貨の総資産額は減っていきました。

 

こうなってくると、これまで投資経験は一切ない僕としては『さて、これはどうするべきか』と毎日ビットフライヤー(bitFlyer)コインチェック(coincheck)ザイフ(Zaif)にログインして資産額を確認しながら悩んでいました。

 

基本的には下げの傾向で、一旦その下げは止まって落ち着きますが、またそこから数日経つと大きく下げていくといった状況。ただ、原資にまでは到達しておらず、プラスの額が+400万⇒+300万⇒+200万⇒+100万と段階的に減って行っている状態でした。そんな状況です。

 

ただ、ちょうど1月に入ってから僕に仮想通貨投資の存在を教えてくれたHさんと会って飲んだのですが、その時点で既に暴落は始まっていたので色々と会話し、『今回の暴落、どれだけ下落しても、原資を下回るまでは我慢し続ける』ということは明確に自分の中で決めていましたので、どれだけ下げても売らないと決めていました。

 

そう決めてはましたが、内心はかなり物凄く狼狽しました。メンタルをかなり揺さぶられました。特に1日に130万円も総資産が目減りした時は、『ヤバイ!こーれはヤバい!今すぐ会社早退して自宅のパソコンの前に張り付いて最適なタイミングで売ってしまった方がいいかも』と思いました。もう仕事そっちのけです。この記事を書いている、つい数日前のことでした。

 

そういう状況だったので、自分が保有する仮想通貨の資産状況を書くには、どれだけマイナスなのかを毎日認識しないといけなくなるわけで、ちょっとそれは僕にはキツかったので思い切ってやめていました。でも、そうしていたことが良かったなと今は思っています。

多くの人が仮想通貨の狼狽売りをする。僕は絶対しない。

タイトル通りなのですが、これは非常に大事だと思います。仮想通貨に詳しい人のツイートを見ていても分かりますが『狼狽売り』はしてもいいことがないです。自分が決めたルールに基づいて納得して売るのであれば全然いいと思いますが…。

狼狽売りとはその名の通り『うろたえて後先考えずに売ってしまうこと』です。
損切り』と言ってしまえば聞こえはいいかもしれませんが、その下落が一過性のもので、すぐ相場が元に戻るとか、そこから反動で上がることもありますので、落ち着いて冷静に判断して行動に移すことが必要です。ただ、狼狽売りをしないで我慢するということは、なかなか難しいと思います。

そういう意味では、このブログに度々登場している僕の知り合いのSくんは狼狽売りしまくり…です。僕が都度アドバイスをしても、『今売るのはやめとけ』とLINEしても、それでも狼狽売りしちゃいます。

 

狼狽売りしちゃう要因の1つは、投資額が多すぎるのだと思います。最低でも投資している額だけは確保しておきたい、なくなってほしくないという思いからそれを守りたくなる気持ちはわかりますが、非常に効率が悪いやり方です。

 

彼の場合、特に酷く、下落が止まって上昇トレンドになった時に同じ仮想通貨を当初買った価格よりも高い値で買い直ししたりしてます。だったら最初から狼狽売りするなよと思いますが、彼は狼狽売りしちゃいます。こういう人は仮想通貨投資には向かないと思います。あるいは、消えてなくなってもいいと思える少額でやるべきです。

 

よく仮想通貨投資は余剰資金でやるべきという話を見たり聞いたりしますが、本当にその通りだと思います。大きなリターンを得ようとして大きなお金を投資する人は、大きく下落した時に狼狽売りを迫られます。

 

狼狽売りを迫られると多くの人はそれを実行に移すことになると思います。そこを耐えて保持し続けるのはかなりのメンタルが必要です。狼狽売りをするということは、不本意ながら売るということで、中途半端です。中途半端な行動には中途半端な結果しか付いてきません。

 

ですので、自分が諦められる少額の余剰資金で仮想通貨に投資するやり方がいいと思います。そのルールを守ってできる人であれば、長期保持をすることによって効率的に大きなリターンが得られる可能性がかなり高まると思います。

始めた時点から短期でガンガン上がった人は注意

僕の場合、当初は100万円だけ投資していました。直後に大きく下げて100万円分の資産が60万円台まで下がってしまいましたが、僕はその100万円はなくなっても仕方ないと割り切れていましたので、動じませんでした。

 

ですが、しばらくするとどんどん上がっていきました。こうなると面白くてたまりません。100万円じゃなくてもっともっと投資して大きなリターンを得体という気持ちになっていきました。今現在は、250万円近く投資している状況です。

 

ですが、これって結構危険です。藤崎マーケットのトキさんは、たむらけんじさんに仮想通貨投資の存在を教えてもらった際に『貯蓄全部ぶっこむなんてことはするな。あくまで余剰資金で』と忠告されていたという報道を見ますが、これは間違いなく事実だと思います。仮想通貨をやってる人なら絶対そう言います。『余剰資金で』は必須です。

 

ですが、上がれば上がるほど『もっとほしい、もっとほしい』となるんです。これはやってみた人ならわかると思います。そうなってくると『その投資額が全部なくなってもまぁ諦められる』という状態から『投資した額のうちいくらかは無くなられては困る』という状態にいつしか変わってしまいます。

 

こうなるとかなりまずい状況です。日々仮想通貨の資産状況が気になりますし、大きく下げると狼狽せざるを得なくなります。

『こうなったら売る』と明確化しようと思う

今現在、僕は上記のタイトル通り、『こうなったら売る』というルールを考えよう、設定しようと思っています。2018年1月中旬から最近まではとにかく悪いニュースが多すぎましたが、ようやくそれも落ち着きを取り戻しつつある状況です。

 

2018年はまだ仮想通貨は価値が上がっていくと思っています。最近はいいニュースも結構多いですし。ただ、これまでは上がるのを見るとまだ上がるまだ上がると考え、欲張って売るタイミングも決められませんでした。『いつ自分は抜けるか』ということは昨年から思ってはいましたが『その後で更に大きな上昇をしたらもっと得できたのに』と後悔することになりそうだと思うと、売るに売れませんでした。

 

つまり、狼狽売りもしなければ、儲かっているのに売るに売れない、思い切れないという状況にありました。これはこれで大きな問題で、結局利益を確定し切れないという状況です。

 

今はまだ明確に決められていませんが、そのルールを決めて今年のどこかで抜けようと思っています。