2018年4月16日の僕が保有する仮想通貨の資産状況
現況【投資額:248.7万円 総資産:289.4万円（+40.7万円）】
仮想通貨に関するツイートを鵜呑みにしたら危険
まずこれ。
仮想通貨は完全終了へ。世界人口の二大巨頭・中国とインドが全面禁止https://t.co/99HRiHCQg6
— 岡三マン (@okasanman) 2018年4月15日
一見すると、何か物凄く悪いニュースが出たことをツイートで速報しているように見えます。ですが、このツイートのコメントを見れば、これがどういうツイートなのかよく分かります。
自分のツイートで相場を操作したい人もいる
僕もそうでしたが、仮想通貨投資について日が浅い人は、『みんな仮想通貨の価値が上がると儲かるんでしょ。自分が投資した時点の価値よりも上がれば、売った時に差益で儲かる仕組みでしょ』と思っているんじゃないかと思います。
しかし、仮想通貨のFXをやっている人は、そうではないです。理由は、『FX』というものは、価値が下がっている時でも、価値が上がっている時でも、どちらでも稼げる仕組みがあるからです。
FXには、『空売り（＝ショート）』という稼ぎ方があります。詳しくは、検索して調べてもらえればと思いますが、簡単に言うと、
①仮想通貨を運営元から借りて売りに出す。
※例えば、１BTC=70万円の時に10BTCを借りて売る。700万円が手に入る。
②その売りに出した仮想通貨が売れる。
③仮想通貨の価値が下がるのを待つ。
④仮想通貨の価値が予想通り下がる。
※例えば、1BTC=68万円に下がる。
⑤価値が下がった時点で買い戻す。
※1BTC=68万円なので10BTC買い戻すのにかかるのは680万円。
⑥運営元に借りた量だけの仮想通貨を返す。
※10BTC返すので、手元から680万円が減る。
⑦700万-680万=20万円が手元に残る。20万円の儲け。
こんな感じです。ポイントは、仮想通貨の価値が下がるだろうと見込んで、価値が高いうちに借りて売るってことです。
ですが、下がると思っていた予想が外れる場合もあります。
例えば、1BTCの価値が72万円になってしまったとすると、上記⑤の買い戻しにかかる金額は、10BTC×72万円になる為、720万円となってしまい、20万円の損失が出てしまいます。
特に仮想通貨のFXでは、『レバレッジ』と言って証拠金というお金を運営元に差し出せば、その証拠金の10倍とかの取引ができるようになります。例えば、100万円の証拠金を入れ、その10倍の1000万円までビットコインを売り買いできるということです。
取引額が大きくなれば、利益が出た時はハイリターンになりますが、損失が出た場合はハイリスクになります。
冒頭で紹介したツイートの件に話を戻しますが、このツイートのコメントを見ると、このツイートをした人が、ショートポジション(空売りをして相場が下がるのを待っている状態)にあって、予想に反して仮想通貨の価値が上がってしまっている為、それを食い止める、あるいは、下落の傾向に少しでも戻したいが為に、悪いニュースを拡散しようとしているんだと受け止めている人が多いのが分かります。
悪いニュースを真に受けた人は、『うわ！やばい！今売っとかんと損失が出る』と慌てて狼狽売りに走り、売りが売りを呼びどんどん仮想通貨の価値が下がっていく傾向になる為です。それを誘発したかったのでしょう。
この話は僕の友達がLINEで『中国・インドが仮想通貨全面禁止だそうですよ。やばいですかね』と送ってきたことで気づきましたが、僕は『そんなニュースあったっけ？』と思って調べたところ、３月末あたりに出た古いニュースだと確認できました。
僕も仮想通貨の相場が今後どうなっていくのか、今どんな状況にあるのか、みんなはどんなことを考えているのか、どんな情報を持っているのかを知る為にネットで色々みますが、そこで出てきた情報は必ずしも正しい情報とは限らないので、自分の目でちゃんと確かめて判断することが大事です。
追伸です。
岡三マンは間違いなく暗号通貨が嫌い、、過去を振り返っても微妙にネガティブトークを混ぜてくるｗｗ
— 響＠個人トレーダー (@Whiskey_bonbon_) 2018年4月20日
ブロックチェーンは認めているかも
RT @tanaka_bot_1 岡三マンの暗号通貨に対する理解レベルが本当に低くて残念すぎる
単純に仮想通貨が嫌いというだけで、有名な人なのに仮想通貨にとってネガティブなニュースをばらまく場合もあるようです。ま、とにかく仮想通貨に関しては、自分でしっかり情報をキャッチして、自己判断することが大事だということは間違いないです。
